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大人のADHD治療

専門医にかかる

大人がADHDの検査・診断を受けるには、精神神経科や心療内科がいいでしょう。精神神経科や心療内科の医師は、心の病気だと勘違いされがちな発達障害の人にある程度慣れていますので、まずは最寄の精神神経科や心療内科にいってみましょう。診断に納得がいかなければ、発達障害教育情報センターのホームページで支援センターを探して、連絡をとって病院を紹介してもらうとよいでしょう。地方自治体の教育委員会や保健所にも相談窓口があることもあります。

治療①生活習慣の改善

ADHDの治療の基本は、生活環境の改善です。診察で自分の特性がつかめたら、それに対応するための生活方法を医師や家族と一緒に考えていきます。方法は人によって異なりますが、具体的には以下のような対応を考えます。

場面 対応方法
計画 あれこれ手をだす、作業がぐちゃぐちゃになるのを避けるために計画をつけることを習慣化します。
ルールを決める よく陥りがちな失敗をメモしておき、対応策としてのルールをつくる
リラックス 衝動的に起こらないようにするために、イライラを発散できる場所、イライラ時に休憩できる場所などを確保する。
協力を求める どうしてもできないことがあれば、事前に周りに伝えておいてサポートしてもらう仕組みをつくる。

治療②薬物治療

大人のADHD薬物治療には、以前はリタリンという衝動性や多動性、不注意を緩和するはたらきをもつ薬が処方されてましたが、リタリンには覚醒効果があるため、その乱用や依存が問題となりました。それにより、現在では厳しい制限がかけられており、実質薬を飲めなくなった人も少なくありません。

2007年の後半以降からはリタリンに変わってコンサータというリタリンの同じような効果をもつ薬が適用薬として承認されましたが、18歳以上の人には禁じられています。ADHDの大人は事実上、薬が使えない状態となっています(二次障害の精神疾患には薬が使われます)。これに対しては、専門家も精力的に新しい薬の選択肢増加をはたらきかけています。

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