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治療と薬
【薬物療法】

ADHDの薬【コンサータ】


ADHDの子供に使われるコンサータという薬は、脳の中枢神経に作用して神経伝達物質を増やします。それによって、多動性、衝動性、不注意などのADHDの症状を抑えることができます。誤解のないようにしたいのは、この薬が症状を抑える効果をもつもので、治すものではないということです。症状緩和には効果がありますが、薬を飲んだからといって、ADHDそのものが治るわけではありません。あくまでも、生活環境改善の補助的な役割を果たすものです。薬の服用も、一般的には数か月~数年で必要なくなることが多いようです。

以前は、リタリンという薬がよく用いられていましたが、リタリンの覚醒効果を利用して乱用や依存が目立つとされたため、リタリンの使用には厳しい制限がかけられました。それに変わって登場したのが、このコンサータです。

コンサータは、朝一回の服薬で12時間程度の効果が持続します。18mgと27mgのカプセルがあり、量は子供の様子をみながら調節されます。薬を飲んでから聞き始めるはでは30分~120分程度かかります。具体的に使用方法については、医師や薬剤師からしっかりと聞いておきましょう。

また、半年に一度ほど休薬期間をもうけることもあります。1週間ほど薬なしで問題なければやめてもいいでしょう。元に戻って、日常生活に困難をきたすようであればもうしばらく服用します。

なお、コンサータの使用は2009年5月現在18歳未満に限られており、大人の治療薬としては適用されません。

コンサータの副作用について

睡眠障害

コンサータの副作用は、個人差がありますが、代表的なものには以下のようなものがあります。

  • 眠れなくなる
  • 食欲不振・胃腸障害
  • チック症状
  • 身長の伸びがゆっくりになる

その他の薬

症状によっては、二次障害の対応も含めてコンサータ以外のほかのくすりを用いることもあります。

効果
抗うつ剤 ADHDの2次的症状として現れるうつ状態、不安感、強迫症状(強いこだわり)、イライラ感などの症状がある場合に使用することがあります。また、多動や衝動性にも有効であるといわれています。
抗てんかん剤 衝動性や気分が不安定な場合、脳波異常のみられる場合に使用することで集中困難を改善を目指します。
抗精神薬 衝動性を軽減するために使用します。
カタプレス コンサータの副作用で服用が難しければ、高血圧薬カタプレスを使うことがあります。なぜADHDに効くかはよくわかってないようですが、実績があるために使用されているようです。
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